ナビのバージョンアップしちゃいました

以前書いたお馬鹿なナビの記事の続編です。

AZZESTの古いCD-ROMナビ用のデータとして、2004年に出た最新の地図データ(Road Explorer10.0)をネットオークションで入手しました。CD2枚組定価17640円なのですが1枚だけ買って約8000円。市販品は全国版として東日本版と西日本版の2枚組で売られているのですが、今回、Pecanの住んでいる地域の西日本版だけ買ったのです。

Pecanは東日本にはほとんど行きませんし、西日本版で東日本の検索が全くできないわけでもないらしいので、これで十分と思いました。自分と同じ考えの人も多いようで、かなり売れているようです。実際、安いところで買えば、14000円くらいになりますから、オークションで1枚8000円で売れば、合わせて2000円の儲けになります。世の中には賢い人がいるものですね。

他に、定価31500円の10枚組の地図データArea Explorer 7.1も1枚ずつばらして一枚3000円~4000円で売られています。確かに絶対に車で行くはずのない北海道の詳しい地図なんてPecanにはいらないわけだし…。メーカーがこんな融通の利かない売り方を続けているのが不思議なくらいです。

落札品が到着してから、早速バージョンアップを試してみました。古いソフトで地図が立ち上がったところで、新しいCD-ROMを入れたところ、バージョンアップが自動で始まりました。EPROMか何かが入っていて書き換えも行なわれるのでしょう。バージョンアップが終了したという表示が出たので、一度エンジンを切って、再度スタート。AZZESTのロゴが出たところでハングアップ? あれ? もしかしたら、対応していない製品だったのかなという疑念に苛まされつつ、何度かCD-ROMをはめ直したりしたところ、ようやく動いてくれました。

地図の情報量は圧倒的に増えていました。以前の地図では緑色に塗られているだけだった、名も知れぬ近所の公園の名前まで出ています。そりゃそうだよな、5年分一気に新しくなったんだし、以前は日本全国CD-ROM1枚だったのを2枚に増やしたんだから…。まだナビ機能を使って走ってませんので、検索アルゴリズムが賢くなったかどうかは不明です。またわかったらレポートします。

ところで、オークションを覗いてみてわかったのですが、違法コピー品を出している人たちが多いですね。正規品と比べると1/3~1/4くらいの値段を提示し、「理解していただける方のみ入札をお願いします」などと書かれているのがそうでしょう。CD-Rに焼いて売っているのでしょうが、カーナビは社内の温度がかなり熱くなるから、CD-Rでは保たないんじゃないかな。バージョンアップ中に読み取りミスをしたら、ナビ自体が使えなくなりそうだし、こんな違法コピー品を買うのはかなりの度胸がないとダメだなと思います。