賀状と新聞

今日は1月1日ですが、12月30日から始めた年賀状書きが終わらず(苦笑)、昼過ぎにようやく書き終わり、投函しに行ってきました。トータルで110枚くらいです。これは多いのか少ないのかわかりませんが、職場関係が半分、残りがプライベート関係です。いつも宛名は手書きにしているのですが、今年は師走の忙しさが尋常でなかったため、土日に対応できずに、正月休みに食い込んでしまいました。

今年ははじめて賀状作成専用ソフトを導入しましたが、これは実に便利。30日に導入する決断をして、1500円くらいのシェアウェアを午前中に選定。午後にアドレス帳のコンバートをし、夜には本文のデザインを2種類作成し、宛名を含めて印刷終了までいきました。もっと早くから導入しておけば良かったとも思いますが、便利な時代だからこそ、宛名書きは自筆でというこだわりを捨てきれなかったのです。

ただ、やはり印刷しただけの賀状を送るのはどうしても抵抗があり、全ての人に対して、自筆のコメントを入れました。結局、印刷後一日以上かかり、書き終わった本日の昼過ぎ頃には、年賀状の第一陣がすでに到着していました。ま、昔の人は、年賀状は年が明けてから、新たな気持ちで墨をすって、“新年明けましておめでとう”と書いたわけですから、今日出すのは許容範囲でしょう。

郵便局に賀状を出しに行ったついでに、コンビニや新聞屋を数軒はしごして、新聞を買い集めてきました。これは私の父が行っていた年中行事でもあり、毎年元旦の早朝、車で近くの駅に出かけて各紙を買い集めていたものです。今年は、読売、朝日、毎日、産経、日経、フジサンケイビジネスアイ、京都(ローカル紙)の計七紙を購入しました。ご存じの通り、元旦の新聞は各紙とも非常に力を入れて編集しており、特集を入れて百頁にも及ぶものが少なくなく、非常に読み応えがあります。これが通常の価格で手にはいるのですから買わない手はない、というのが父の持論でした。

元旦の昼過ぎからたっぷりと時間をかけて各紙に目を通していた父の姿を脳裏に思い浮かべながら、のんびりと新聞に目を通しました。今から数十年後の正月、子供達も同じように父親の姿を思い出しながら、新聞に目を通すのでしょうか…。