新・中学一年生

長男が新しい中学に通い始めてから1週間。まだ制服やカバンの方が体よりも大きく、登下校の姿はぶかぶかの制服を着たカバンが歩いているような状態です。土曜日も半日授業があるので、今日も眠そうな顔で出て行きました。

友達はできたか、授業は大丈夫か、子供よりも親の方が気にしています。同じ小学校から入学した子はいずれも別のクラスで同じクラスは知らない顔ばかりのようです。まぁ、これから高校卒業まで6年間一緒に過ごすのですから、焦ることはありません。イヤでも全員と顔見知りになるでしょうから。

さて、今週は授業をどのように進めていくか、といった説明のようでまだ本格的にはスタートしていないようです。学校から文部科学省御用達のものではない教科書を受け取ってきましたが、特に力を入れている数学や英語は6カ年一貫教育用のものでかなり歯応えがあります。出版社はZ会数研出版が入り交じっていますが、私の記憶ではZ会は大学入試の通信教育の会社、数研出版はチャート式の参考書の会社だったはずであり、こういった中高一貫の教科書を出しているとは知りませんでした。

ところで、数学の教科書は代数と幾何に分かれており、代数の教科書をパラパラとめくってみたところ、今の文科省の指導要領では高校の範囲とされている連立一次不等式を扱っているのには驚きました。先日のエントリで書いた文科省の教科書との難易度の差は歴然です。ただ、中高一貫というシームレスな教育形態を考えるとこちらの方が合理的なのかも知れません。