クロアチア戦

試合が終わりました。川口のファインセーブ、稲本の後半開始直後のインターセプト、中田のミドル2本以外見るべきものはありませんでした。

特に攻撃陣のふがいなさには目を覆いたくなりました。唯一の得点チャンスはゴール直前の柳沢への加地からのクロス。しかし、柳沢は右足アウトサイドで右から入ってくる加地へのパスを選択。ゴール前でシュートを打たないでパスする癖はそう簡単には直らない。高原は攻撃に参加していたのか? 2002年のJで得点王をとったときのパフォーマンスからは想像できないほど劣化してしまっているようです。玉田も大黒も持ち味を出せずに終わりました。もっとサイドからドリブルで崩すような動きが見たかったのですが、サントスが少し試みていたくらい。後半の最後は中盤の選手がよれよれ状態で、交代したFWに送るボールにも精度がなく、馬鹿の一つ覚えのように中央に力のないボールを集めては奪われるパターン。フラストレーションがたまった試合でした。

ブラジルがオーストラリアに勝ち、クロアチアがオーストラリアに勝ち、日本がブラジルに勝てば1勝1敗1分で並んで得失点差での判断になるわけですか。日本が勝つというのが一番ありえないパターンだと思いますが、すでに1次予選突破を決めたブラジルが、神様ジーコに花を持たせて本気で戦わず、案外コロッと負けたりするかも(笑)。

<追記 6/19 22:05>
試合が終わってから書いた文章を見直してみると、かなり興奮しており、失言の数々。“柳沢は日本に帰れ”は言いすぎでした。申し訳ないので修正しておきます。報道によれば、あれはパスではなく、シュートだったそうですが。

また、勝ち負けの計算も間違っていましたね。報道によれば、日本がブラジルに2点以上(3点以上という説も)差をつけて勝たなければならないらしい。後はクロアチアがオーストラリアにある特定の点差以内で引分以上となること。テレビでは信じろ、などと言っていますが、なんか無理っぽい気がします。