最初のピアノのレッスン

昨日土曜日が最初のピアノのレッスン日。娘が夜7時から30分間レッスンを行い、その後の30分が私の番。連弾のときは息子や娘が隣にいたのだが、一人で受けるのは今回が初めてとなる。自宅で1時間半ほど練習してから出陣。

予定通り、悲愴の第一楽章から。最初にGraveの箇所。ペダルなしで右と左でそれぞれ1回ずつ先生の前で弾く。その後、ペダルを入れて両手で合わせてみる。ペダルは音が濁ったら踏みかえれば良いとのこと。ずっと譜読みを繰り返していた箇所なので音がわからなくて止まるということはないが、半音ずつ下がってくる箇所の運指を覚えておらず、途中で指が合わなくなることが多い。先生からフォルテとピアノの抑揚をはっきりと付けるように注意。

レッスン前は、多分今日はこのくらいで終了だろうと思っていたが、思ったより先に進み、第一主題(左手オクターブのトレモロ連打がある箇所)もやることに。第二主題(変ホ短調)の直前までつっかえつっかえでとりあえず両手で弾き終える。あまり譜読みをしていなかったせいもあり出来は散々だが、実力はこんなものだろう。

帰る直前、なぜか先生は上機嫌。

「この前のコンサートはスタインウェイでしたが、前回のベーゼンドルファの方がよかったですね」
「はぁ」(ベーゼンドルファ?)
「次のときはベーゼンドルファにしますから楽しみにしていてください」
「はぁ」(んっ、次って?)
「次回では、○○ちゃん(娘)と○○くん(注:3番目の子供です)との連弾とさらにソロもお願いしますね」
「はぁ」(え゛~っ)