私立中学説明会

中学入試の説明会に行ってきました。住んでいる地域は受験する小学生が多くて、クラスの1/3から半分くらいが中高一貫教育の公立・私立を受けるようなことを聞いています。長男が塾に通い始めたのが5年生の2月からなので、かなり遅い方だと思いますが、最近少しずつ成績が上がりはじめて、もしかすると受かるかも知れないというところまできています。

そこで、受けようと思っている学校の説明会に、うちの奥さんと長男、長男の友人を連れて4人で行ってきました。長男の友人はその母親とうちの奥さんとが仲良しであり、子供同士も仲良しです。ただ、今日は末の娘さんが通っている幼稚園の運動会があるそうなので、子供だけ連れて行ってきました。小学校低学年の長女と保育園児の次男は2人で留守番。心配なので時々電話をかけて無事を確認しましたが。

学校は自宅から車で20分くらいのところで、大きな駅のそばにあります。集合時間の30分前に行ってみると、大講堂に人が集まり始めているところで、始まる寸前にはざっと見で500人くらいはいたように思います。

校風、学校行事、入試手続、入試問題の傾向などの説明があり、その後、校舎の見学。街中にあるせいか、敷地や校舎等が若干狭いかなと思われましたが、子供達は街中にあるのが気に入った様子。学校の帰りに駅前の大きなショッピングセンターや書店に行ける、などと今から道草の相談をしていました(苦笑)。

さて、こういう中高一貫教育の学校は、有名国立私立の大学の合格者数でランク付けされてしまう部分があります。最近は少子化に伴い、各校の競争も激しくなっているように思われ、良い生徒を呼び込むため、合格者数を増やすために色々な策を練っているようです。今日聞いた説明でも、少人数のクラスで丁寧な指導、長期休暇中のセミナー、高2までにカリキュラムを全て終了して高3は進路別にクラス分けを行い受験指導、等の特徴を話していました。ただ、どの学校も同じような工夫をしているので差別化はたやすくないはず。私も、今から2~30年前に中高一貫教育の私立男子校に通学しており、学校で行なわれていることには全く違和感がありませんでしたが、逆にあまり進歩していないなという感想を持ちました。

説明会の帰りに、駅ビルにあるパン屋(喫茶ルーム付き)で簡単な昼食をとって帰りましたが、学校の近くにそういう場所があるということから、子供達は、将来自分達がそこで学校の帰りに寄ることを連想したのでしょう。“ここはなかなかいいねえ”などと終始上機嫌でした。とらぬ狸・・の最たるものですね。

うちの奥さんも私も、学校については好印象を持ちました。ただ私自身が受験に醒めているせいか、絶対に入れたいというところまでは行きませんでしたが…。肝心の長男の方はと言えば、塾に行き始めた頃はあまり受験に乗り気ではありませんでしたが、塾の友達の影響や、勉強して成績が上がり始めたことでモチベーションが上がってきたようです。今日の説明会(というよりは、学校の周囲に遊ぶ環境がたくさんあること(苦笑))は大いに刺激になったようで、戻ってから、過去問の問題(通称、赤本)を一所懸命解いていました。あまり出来は良くなかったようですけど・・。

あと、いくつかの学校での説明会がありますが、あまり手を広げずにいきたいと思っています。