飛び出すクリスマスプレゼント

051225_11360001 今日はクリスマス。小2の長女と保育園児の次男へのプレゼントはロバート・サブダという絵本作家の作品です。いわゆる飛び出す絵本なのですが、極めて精巧なつくりが特徴です。

12月の初めにテレビで紹介されていたのを見て、これはいいな、と思いプレゼントに選ぶことに。テレビでの紹介では海外の絵本ということだったので、早速amazonの洋書コーナーで発注。次男向けには恐竜の絵本、長女向けには不思議の国のアリスの絵本を選択しました。

12月10日の時点で在庫なし、2~3週間かかると出ていたので、クリスマスには無理かな…と思っていたのですが、案に相違して3日ほどで届きました。で、昨晩サンタ(笑)が子供達の枕元に置いておき、今朝は大騒ぎとなりました。

051225_11330001Pecanもページを開けたところを見たのは本日が初めて。所詮ペーパークラフト051225_11350001だ、とそれほど期待していなかったのですが、実に細部までこだわって作られており、見応えも十分あるものでした。また、こういう“きわもの”の絵本だから文章の内容は結構いい加減だろうと思っていたのですが、どうしてどうして。アリスはもしかしたら原文そのままでは? と思うくらい詳しいし、恐竜の方も、タイトル(Encyclopedia)どおり。骨が最初に発見されたときに考えられていた形態(動きが鈍重で精悍さに欠ける)と、その後の調査によりわかった形態(敏捷でかなり知能が高い)がそれぞれ比較できるように具体的なクラフトで*1示されていますし、絶滅した原因を示すために、実際の火山が噴火したり、隕石が落下したりするクラフトまで付いていました。

子供達に読んで読んでとせがまれて、(しぶしぶ)読みました。当たり前とはいえ、英語の絵本なんですね(苦笑)。わけのわからない単語が結構あり(特に恐竜の名前)、かなり怪しい訳となってしまいました。これから何度も読んでくれとせがまれたらどうしよう。うちの奥さんは、“保育園に持っていって先生から皆に読み聞かせしてもらうんだから、ちゃんと翻訳をつけておいてね”、とか言い始める始末です。勝手に決めるなってw。とりあえず、正月中に翻訳するという約束をさせられてしまいました。

後から、ネットに翻訳を載せている奇特な人はいないかなあ、と探してみたところ、あれれれ、日本語版が出ているではないですか…。_| ̄|○
44992812024499280869

これらの本を詳しく紹介している記事としては、絵本ならべしずかのおススメ日記『本屋のバイト、書籍を探訪すをご参照ください。

*1 これはPecanの勘違いでした。絵は書いてありますが、クラフトにはなっていませんでした。