書籍・雑誌

インビジブル・エッジ

久々に書きます。昨年知財関係者の間で流行った本ですが、ようやくちょっと前に読み終わりました。Amazonのレビューにも投稿しておいたので内容と全く同じですが・・。 ---------------- 先日GoogleがMotorola Mobilityを約1兆円で買収する…

[書評]マイクロソフトを変革した知財戦略

Microsoftがいかにして知財戦略の方針を転換していったかを、実際に携わった当事者が(秘密保持契約の許す範囲内で)生々しく語った内容がもとになっており、極めて貴重な証言である。デファクトスタンダード化したソフトウェアを利用する代償としてPCメー…

読書記録:「フリー 〈無料〉からお金を生みだす新戦略」

書いてある事例は平易でわかりやすいのだが、全体を通して読むと、何が書いてあったのか明確な言葉で表現することが難しく、しばし考え込んでしまった。 この本によれば、フリーの事例として記録に残っているものは19世紀にまでさかのぼるという。決して最近…

ダイエットを試してみる

最近ダイエットと言うほどではありませんが、食事内容や体重・体脂肪率を記録するようにしています。「いつまでもデブと思うなよ」(岡田斗司夫著)(新潮新書)という本を読んだからです。 この岡田さんという人は、オタキングとも呼ばれるオタクの世界では…

読書記録(カラマーゾフの兄弟1)

カラマーゾフの兄弟1(ドストエフスキー著、亀山郁夫訳)(光文社古典新訳文庫) ようやく1巻を読み終わりました。評判通り、亀山新訳は読みやすく純文学から遠ざかっていた私にもすらすら読めました。ロシア文学特有の複雑な 愛称も一定のルールの下で書…

最近読んだ本

近くの図書館によく行くようになりました。市内にいくつかある市立図書館の分館であまり本はないのですが、最近は頭が疲れているせいか軽めの読書が気晴らしになります。 十二国記1~9(小野不由美)以前、夜中に教育テレビでアニメが放映されていた記憶が…

ハリー・ポッターの新刊本

連日アクセスカウンターが100を超えています。一昨日に特許男プロジェクトにトラックバックしたためであることは明らかです。実際の訪問者は60~70といったところですが、いずれにいたしましても、わざわざお越しいただきありがとうございます。特許ネタは全…

飛び出すクリスマスプレゼント

今日はクリスマス。小2の長女と保育園児の次男へのプレゼントはロバート・サブダという絵本作家の作品です。いわゆる飛び出す絵本なのですが、極めて精巧なつくりが特徴です。 12月の初めにテレビで紹介されていたのを見て、これはいいな、と思いプレゼント…

[書籍]初めてリーダーとなる人のコーチング (副題:チームの力を引き出し、個人を活かす23章)

初めてリーダーとなる人のコーチング -チームの力を引き出し、個人を活かす23章 ローファームなど、メンバーの大半がプロフェッショナルであるケースにおけるコーチングの本です。プロフェッショナルな集団の場合、コーチ自身がプレイングマネージャを兼ねて…

西郷隆盛は征韓論者ではないという説

以前書いた文書を投稿します。これまでとは全く毛色の違う内容ですが…。 西郷隆盛が「征韓論者」であったという通説がありますが、私はこれには反対の考えを持っています。自分個人の考えというよりは、10年ほど前に読んだ本から大きな影響を受けてのことで…

知財検定の新刊本

知的財産検定2級の新しいテキストと問題集が出たようです。中身を見ていないので何とも言えませんが、問題集は私が知る限り初めてですね。テキストの方は、今年の4月に出た本の改訂版のようですが、どういった箇所が改訂されたかなどについては、よくわか…