中学入試

1月14日は長男の中学入試でした。関西の方では、私学同士が話し合いをして、今年からかなりの学校が同じ日に一次試験の入試をするようになりました。これは入学者が他校に流れるのを防ぎたいという各校の思惑があります。これが受験の傾向に対してどんな影響を及ぼすか、学習塾の先生方も正直読めない、とおっしゃっておられましたが、先生方の話を総合して次のように予想しました(誤解が混じっているかも知れません)。

  • 従来は、一次試験(二次試験に比べて難易度が低い)を別々の日に行なうケースが多く、本命校と滑り止め校のいずれも一次試験で受験する組み合わせが可能だった
  • 今年からは上記のようなことができなくなるので、比較的難易度が低い一次試験の際に本命校のみを受験する傾向が増えるだろうと予想される
  • 難関校を本命視する受験者は後日行なわれる二次試験に流れてくるので、難関校の滑り止めと考えられている学校については二次試験の合格最低点が上昇すると予想される
  • うちの長男の本命校は難関校の滑り止め的存在なので、本命として一次試験を受ける人は、(うちの長男と同じく)それほどレベルが高くないと予想される
  • したがって、一次試験で合格を決めてしまうのが最もよい選択肢である

そんなわけで、今日はいきなり本命校の一次試験に挑んできました。朝、試験会場となる学校に着くと学習塾の先生が入口に待っていて、KitKatとカイロを渡してくれたとのこと。ご存じの通り、KitKatは縁起物で、「きっと勝つ」という語呂合わせです。試験は午前午後に及び、途中で妻が持たせた弁当を食べたのですが、こんな日に限って箸を忘れる始末。妻も箸を用意し忘れ、長男も気づかず弁当箱を包んだようで…。手づかみで食べられるおかずだけ食べて、後はKitKatでお腹を満たしたようです。

さて、肝心の結果ですが、本人も力を出し尽くしたという充実感や手応えはなく、よくわからない、というのが実際のところです。持ち帰った試験問題を見ましたが、苦手な算数で6割近く取れているようなので、後はうまくいけばボーダーギリギリといったところです。長男が一年間浮き沈みしつつ頑張ってきた経緯を見守ってきた親としては、最後合格で締めくくらせてやりたいと思っていますが、さて…。