恐竜博など

GWで9連休ですが、基本的には自宅でのんびりしています。

Dinosaur初日の4月29日は京都で行われている大恐竜博というイベントに子連れ(8歳の長女と5歳の次男)で行ってきました。小学校から割引券をもらいましたので…。さすがに中学生の長男は留守番するということで残していきました。

会場は同じような子連れでいっぱいでしたが、中はハリボテの巨大な恐竜が動いたり、スピーカーから泣き声が聞こえたりしているだけで、暗い会場に書いてある説明もよく読めないままでした。予想外れというより予想通りといった方が適切かも知れません。というのは、10年近く前にも同じような恐竜博が名古屋で開かれ、長男を連れて行った記憶がありますが、全く変わっていなかったからです。

結局、連れて行った子供たちはスタンプ集めに夢中で肝心の恐竜は、ささっと適当に通り過ぎ、出口のみやげもの売り場に直行。売り場には、恐竜の模型、三葉虫アンモナイトの化石、鉱物標本や光ファイバを格子状に並べて作った人造テレビ石まで、色々なものが所狭しと並べられていました。

次男の強い希望により、2000円もするティラノサウルスのパペットを購入する羽目になりました(写真)。目が可愛かったのだそうです。写真中、ティラノサウルスのパペットに噛み付かれているのは、前回の名古屋の恐竜博で長男が買った肉食恐竜の模型です。これも外国製で極めて強力なビニールの樹脂でできており、買った当時のまま全く変形や破損がありません。非常に高かったのですが、そのときは長男にスポンサー(祖母)がついていたので、自分の懐は痛みませんでした。

それ以来、恐竜の模型を買うのが癖になってしまい、東京上野の国立博物館で買ったプレシオサウルスの模型や卵から孵ったばかりのトリケラトプスの子供の模型とか、いろいろな恐竜に関するものが子供のおもちゃ箱の中に転がっています。

Realtilano ところで、この嘘っぽい恐竜博とは全く関係ありませんが、3月の終わり頃にも京都駅前のポルタ地下街で恐竜造形作家の徳川広和さんという人の作品を展示していたことがあります。この方のサイトはこちら

最新の学問の成果を反映させてリアルな恐竜模型を作っているようです。左の写真がそのときに展示されていたティラノサウルスです。携帯の写真なのでハッキリとは写っていませんが、体の太さや手の短さ、従来のイメージを覆すような不恰好な雰囲気はお分かりいただけるかと思います。

作者のブログにこのティラノサウルスの製作記がありました。これによれば、ハンター説ではなく、スカベンジャー(死肉漁り)説を採用するとこのような体型になるのだそうです。従来の精悍なティラノサウルスの体型は、餓死寸前の状態なのだとか。