登録ゲット・・かな

ちょっと離席していて戻ったら審査官から電話があったと伝言。1年ほど前に他の知財部員が中間処理を行なった案件の問い合わせでした。とりあえず、自分が対応することに。

包袋を引っ張り出して、中身を確認してビックリです。かなり手抜きの対応でした。拒絶理由は36条違反。クレームは△△を含むが、明細書には○○しか開示されていないという審査官の指摘に対して、クレームを○○に補正。意見書は、補正によって、拒絶理由が解消したものと思料いたしますの文言のみ。しかし、よく見ると、指摘が複数あるのに、一つの補正しかしていないので、拒絶理由は完全に解消していない。

これはアカンわと思いつつ、審査官に電話。思っていたよりもソフトで親切な物腰の人でかなりお困りの様子。あんな手抜きの中間処理でいきなり拒絶査定にせずに電話してきてくれるとは・・・と逆に申し訳なく感じた次第です。番号から判断すると入庁して10年前後の比較的若い審査官でしょうか。審査件数のノルマが大変な中でわざわざありがとうございました。m(_ _)m

結局、こちらで新しく補正案をつくってFAXしたところ、これでO.K.ということで、近日中にもう一度、拒絶理由通知をうっていただくことで合意。現時点では29条関係の拒絶理由が出ていないので、ほぼ登録確定だと勝手に思いこんでます。(-_-;)

やっぱ、審査官とコミュニケーションをきちんと取らないとダメね。東京近辺だったらもっと面接に行くんだけど。