同級生に会った

昨日3連休の最終日に小学校の同級生に会いました。近くに住むお姉さんの家に遊びに来たついでに寄ってくれ、昼食を一緒しました。

実は彼も特許屋。とはいうものの企業の研究所から社内の知財部に異動した僕とはかなり経歴が異なり、特許事務所に10年ほど無資格の特許技術者として勤めた後、企業の知財部に途中入社。現在は2社目の外資系の企業でやっています。昔は企業から事務所へは一方通行だと聞いていたのですが、最近では知財ブームで人が不足しつつあるためか双方向での人の交流が増えているように感じています。

昼食は当然ながら特許屋共通の話で盛り上がりました。やっぱり知財部員としては、技術者の発明だと思ったものをそのまま出願するのではなく、本質を見極めてクレームを起草する方がやりがいがあるし、それがまた一番楽しい作業でもある。それは彼も僕も同意見でした。

ところで、“弁理士の8割は性格異常でまともな人付き合いができない”等という過激な意見もききました。当事者でないので実際のところはわかりませんが、確かに世の中にはかなりな事務所もあるようです。つい先日も事務所の元職員に集団で訴訟を起こされたところがありますね。薄給で丁稚奉公しつつ知財ブームに沸く前の特許業界を底辺で支えてきた無資格の特許技術者の正直な感想だと捉えました。

彼も僕と同様に、心臓関係の病気。不整脈のため、カテーテルを通して心臓内の一部を高周波で焼くアブレーション治療というのを受けたそうです。知財って、心臓を悪くするのか?