特許出願、日米欧で一本化提案

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特許庁は、日米欧のいずれかで特許を出願すれば、ほかの国でも出願したと見なす新たな制度の導入を米国と欧州の特許庁に提案した。出願者と審査担当者の手間と費用が削減でき、世界の特許出願の約8割を占める日米欧で2~3年後の導入をめざす。
(中略)
新制度は、出願した国で特許審査を行っておけば、翻訳した書類を出すだけでほかの国でも審査手続きにスムーズに入ることができる。

こんな記事が出ています。制度の詳細がわからないので何ともコメントのしようがありませんが、パリルートによる出願が不要になるということなのでしょうか。ただ、PCTとのすみ分けはどうなるんでしょうね。また、「翻訳した書類を出すだけで」とありますが、第1国の出願後、翻訳書類の提出まで、どのくらいの猶予があるのか…。アメリカはこの提案を素直に呑めるのか…。

色々と疑問は尽きませんが、導入されることが正式に決まってから考えることにします。