GW明けのOA

ちょっと書き込みをさぼっていましたので、近況など。

GW明けに出社してみると米国からの拒絶理由通知(OA)が2件。4月20日前後に米国の現地代理人に届いたものが日本の代理人から転送されてきていました。

記憶なので間違っているかも知れませんが、1件目は米国特許法第102条(b)項+103条、さらに図面の不備(先行技術なのに“Prior Art”と記載されていない)、2件目は、102条(e)項+103条、ダブルパテント(自明型)さらに図面の不備(明細書中のエレメントの符号が抜けている)に多数の翻訳ミスの指摘がありました。

いずれも案件も出願時に直接自分がタッチしたものではないのですが、自分でやったとしてもあまり細かいチェックはしていないので、同じ結果は避けられなかったでしょうね。102条、103条は仕方ありませんが、図面の不備とか誤訳とかは日本と米国のいずれかの代理人のところでチェックして欲しいものです…って、金を惜しんだ当然の報いだという声が聞こえてきそうですが(苦笑)。

最近では、現地代理人で日本語のわかるスタッフをそろえているところも増えていますし、日本と同じ固定料金でやってくれるところもあるようですので、直接やりとりする選択肢も検討しています。